サーバ設定:さくらVPSの初期設定 その1「rootの設定とユーザの発行」
さくらインターネットさんのVPSの初期設定をログ化していこうと思います。
次回から、らくちんだもんね!
参考にしてるサイトはいっぱいあるんですが自分がつまづいたところはやっぱりメモっておきたい。
(きっと他の人もつまづくだろうからね・・・ククク)
さくらから支給されたroot権限。
これ、デフォルトのパスワードのままだと何故かパスワード入れてもrootに成れない。
1.rootのパスワードを変更する
正確にはさくらの管理画面からアクセスするコンソールではrootになれるんだが、MACのターミナルやTeratermなどでは「Sorry, try again」とか「su: incorrect password」とか、日本語で言うと「出直してこい」という文言が表示されて、どうやって出直していいものやら路頭に迷ってましたが以下の作業で解決さ!
デフォルトで用意されたパスワードをなんかしらに変更すれば解決w
セキュリティ的にも変えておきましょう。
出来れば適当な乱数8桁〜10桁ぐらいで。
長い方がセキュリティ上は良いけど、覚えられないから適度に妥協してください。
1.サクラサーバの管理画面から「リモートコンソール」を選択
さくらにログインして、リモートコンソールを選びましょう。
2.ログインしたら「passwd」とタイプ。
パスワード設定します。ここで設定されるパスワードはroot権限のものです。
[code language=”shell”]
Connected to domain www******.sakura.ne.jp
Escape character is ^]
passwd
[/code]
3.適当なパスワードをタイプします。
具体例だと8eS5J82tとかkz5aHGjcとかがいいと思います)。
発行したら必ずメモるなりパスワード管理ツールに頼るとかEvernoteに記載するとかしましょう。
最終的にまとめると、
[code language=”shell”]
Connected to domain www******.sakura.ne.jp
Escape character is ^]
passwd
Changing password for user root.
New UNIX password:
Retype new UNIX password:
passwd: all authentication tokens updated successfully.
[/code]
こんな感じになります。hogehogeは上記のような具体例にしてくださいね(hogehogeでもいいけどどうなっても知らないよ)
パスワード発行に関しては以下が便利でせ。
大文字、小文字、数字が交じるようにしつつ「紛らわしい文字は使わない」にチェック入れるのがおすすめです。
みんなの知識【ちょっと便利帳】 – ランダムパスワードを作るパスワード作成プログラム
2.ユーザーの発行をする
次にいつもrootで入るとなると、なかなかに危険なので、ユーザーを作る。
testとか適当なアカウント名でいいので作る。もうお約束ってことでやりましょう。
1.「リモートコンソール」画面のまま「su」とタイプ
これはさっき繋がってるんで、そのままコマンドタイプしましょう。
suコマンドは「スーパーユーザー」というコマンドです。root権限に変わるはずです。
[code language=”shell”]
Connected to domain www******.sakura.ne.jp
Escape character is ^]
su
[root@www****** ~]#
[/code]
2.「useradd hogehoge」とタイプ。
「useradd test」とか「useradd admin」とかで、適当に。とりあえず「test」で発行します。
[code language=”shell”]
[root@www****** ~]# useradd test
[root@www****** ~]#
[/code]
3.そして発行したユーザーに対してパスワードを設定する
さっき発行したユーザーは「test」なので「passwd test」とタイプする。
その後パスワードを決めましょう。
[code language=”shell”]
[root@www****** ~]# passwd test
Changing password for user test.
New UNIX password:
Retype new UNIX password:
passwd: all authentication tokens updated successfully.
[/code]
※ユーザーを間違って作った場合は削除できます。
userdelコマンドを使います。ユーザーディレクトリも消す場合は -r のオプションを入れてください。
[code language=”shell”]
[root@www****** ~]# userdel -r hogehoge
[/code]
3.公開鍵を作る
自分は公開鍵設定が面倒なのでカット。人にSFTP環境を与えたりするのが面倒なので。
さくらのVPS を使いはじめる | アカベコマイリ
などを見て、やってみてくださいまし。
1件の返信
[…] 機械忍者 @cyborg__ninja- サーバ設定:さくらVPSの初期設定 その1「rootの設定とユーザの発行」 […]