ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル について
↑このゲームに対して怒り心頭の仗助氏
ちょっと時間が出来たから書いてみたんだけど。
ジョジョオールスター。
ありゃ駄目だ。
両方の面で駄目。
まず格闘ゲームとして駄目。
動きがもっさりしすぎてて格闘ゲームとしてのクオリティが低い。
スト4とかのような駆け引き感が少なく、超必殺技(このゲームではHHAやGHAと呼ぶ)の類はボタン一発で出ますという余計なおせっかい機能があるわりにはフレーム割り込みなどの要素がいまいちわかりづらく「えーまにあわねぇーのー?」とか「今、出したじゃーん」というストレスを呼ぶ。
演出などは原作忠実で◎なんだけど、ド派手なコンボやその演出を見たいがためにゲージ貯めたりするわけだけど、そこに辿り着くまでが作業になりすぎてて辛い。
そして動きがもっさりというのがここにもジャブのように聞いてきて、作業したいのに遅いという悪循環。
ディフェンスもさっきの超必殺技のところに書いたようにいまいち割り込みタイミングや確定タイミングがもっさりしてるからなのかわかりづらく「え、節子、それなんで喰らうん?」と思わずこぼす始末。
もちろん、自分が下手なのかもしれないが、
正直格ゲーとしてこれを評価たけぇとか、のたまうことだけは無いと思います。
そしてなんかこの点に関しては、かなりいろんなところで炎上してるようですね。。。
まあいいけどね。
次にジョジョとして駄目。
特にスタンドキャラなんだけど、こっちは致命的で、すごい器用貧乏感がありあり。
格ゲーにしたため、ある程度いろんな能力にバランスをもたせないといけなくなったせいで、スタンド能力の強弱、拘束力などが原作に忠実にできていない。
エコーズACT3。
「ACT3FREEEEEEZEっ!」って言って敵にぶち当てたあと、敵は重さでジャンプできなくなったりするんだけど、ここまではいいんだ。なるほどです。
ただ数秒すると何故か敵はジャンプするんだ。
せっかく重量を重くしてるのに、数秒後に開放しちゃう、お茶目な康一くん
康一くんよぉ、プロシュート兄貴は言ってたよ?
「いいかッ!オレが怒ってんのはな、てめーの“心の弱さ”なんだペッシ!そりゃあ確かに“氷”をイキナリぶっ飛ばされたんだ、衝撃を受けるのは当然だ!自分まで“老化”しちまうんだからな。オレだってヤバイと思う!
だが!オレたちのチームの他のヤツならッ!あともうちょっとで喉に食らいつけるってスタンドを決して解除したりはしねえッ!たとえ腕を飛ばされようが脚をもがれようともなッ!オメーは“ママッ子(マンモーニ)”なんだよペッシ!ビビったんだ。甘ったれてんだ!分かるか?え?」
スタンド解除してんじゃねーよっ!
ぴょんぴょん飛んでるじゃねーかよ!
※格ゲーだから一度決まったらはい、おしまいってわけにいかないからバランスとらざるをえなくなったんだと思います。
露伴先生も。
「ヘブンズドアーっ!」って言って「岸辺露伴を攻撃することはできない」と書きますわな。
これも同じく敵はたしかに攻撃できなくなるんですよ。
数秒間だけねw
攻撃できない!(ドヤァ)の後、数秒後に攻撃できるようにしてしまうお茶目な露伴先生
だから、スタンド解除してんじゃねーよっ!
普通に殴られたじゃねーか
億泰だって例外じゃないよ?
削りとってやるぜっ!という掛け声とともに右手を放つザ・ハンド。
ただの張り手じゃねーか
けずりとれてねー。まったくけずりとれてねー(棒読)。
※ここらへんが格ゲーにしてしまったデメリット。
シアーハートアタックに、弱点はない!
この技、ガード不能なので0距離で発射するのが一番強い。そのため敵に密着した状態から”自動追尾型遠距離スタンド”を放つ吉良とかもう、僕自身何言ってんだこいつ的な展開でいろいろ崩壊していてどうしようかと思います。
格ゲーとしてもいまいちで、ジョジョとしてのゲームとしても、興ざめしました。
最近買ったゲームの中で、最も期待値が高く、最も残念な結果だったゲームでした。ちゃんちゃん。