MSNサーチが検索市場にもたらすもの
MSNサーチが検索市場にもたらすもの – CNET Japan
たまにはまじめに。
新サービスは、Webの検索に加えてユーザのPCのハードディスク上のファイル検索を行う「インターナルサーチ」の機能
インターナルサーチは予め検索の索引を作成し、検索時は高速に結果を表示する。
単純なMSNの延長というわけでなく、HDD内をも検索すると。
で、今まではGrep検索(とりあえず全ファイル見て精査する)だったため遅かったんだがインデックス型(最初にある程度のDBを作っておいてそれを精査する)になるため動作は軽くなりますと。
次にでるOS、LonghornではSQLを使うというのもあってマイクロソフトの提供する検索エンジンは「検索システム」とでも言い換えた方が耳障りがいいかもしれません。
検索を実行するとWEBだけでなくローカルのファイルまで検索できる。
通常の検索機能と検索エンジンの結果に整合性が生まれるというのはユーザーにとってはわかりやすくていいんじゃないでしょうかね。
2点、心配なこととして、
ビジネスモデルは従来通りの広告による収益を予定しているという。
という部分の「広告」での収益について。
果たしてどうでしょう?
自分のローカル内のデータ検索している時って結構切羽詰しません?
切羽詰まっている状況で広告見せられたらPCを殴って壊しかねませんが。
広告もMSNだけで表示されるのならまだ認めますがデフォルトの検索についてくるとなるとMSNメッセンジャーみたいにウザイだけなのではないかと。
次に「動作が重い」と思います(わ、ダジャレだ)。
マシンスペックの技術革新が激しいので、スペック自体はインフレみたいになってますが、従来のPCを使っている人も当然いるわけで。
WindowsUpdateのあの重さはなんだろうか?
MSNTodayの重さはなんだろうか?
前述したローカルでの検索とWEBでの検索に整合性があったとしても、開くたびに数秒待って・・・というのであればせっかくの整合性も水泡に帰すと。
多分、動作は重いと思いますよ(わ、また)。
Cnetのこの記事が語るように、絶妙のバランスというやつを実現してほしいです。
「壊せ、日本の検索市場!」と応援しておこう。